EaseUSのデータ復元ソフトを愛用しているのですが、動画編集ソフトも扱っていたので試してみました。Windows対応となっています。
インストール
「https://jp.easeus.com/multimedia/video-editor.html」から「無料体験」をクリックしてインストールを行います。
「この種類のファイルは損害を与える可能性があります」と表示される場合がありますが、「保存」をクリックで大丈夫です。ダウンロードされた「easeus_video_editor.exe」ファイルをクリックします。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」→「はい」をクリック。
インストール中に利用する言語を確認したら「OK」をクリック。
「次へ」をクリック。
「同意する」にチェックをした状態で「次へ」をクリック。
インストール先を確認したら「次へ」をクリック。
追加タスクを選択して「次へ」をクリック。通常はこのままで大丈夫かと。
「インストール」をクリック(インストールされるまで少し時間がかかります)。
「完了」をクリックして、インストール完了です。
ソフト起動
デスクトップ上にある「EaseUS Video Editor」をクリックします(もしくは、スタート画面からソフトを探します)。
ソフトが起動されました。動画のアスペクト比が3種類並んでいますが、真ん中の16:9が使いやすいかと。後からでも変更できます。
すると、こんな風にチュートリアルがはじまります。かわいいし文字が大きくて見やすい。
動画をドラッグアンドドロップして、メイントラックに追加します。
編集の流れを大まかに説明すると、動画や素材(赤枠)を下にドラッグし、緑色部分で印した部分で編集し、中央下にある「出力」から仕上げる形になります。
編集機能
編集
「ビデオ」では、スピードの変更や逆再生が可能。
「色補正」ではコントラスト、彩度、輝度などを調整することができます。
「オーディオ」は音量の変更はもちろん、フェードイン、アウトが設定できて便利。始まりと終わりの音を低くできます。
カット(トリミング)
「分割」をクリックして、不要な部分を「削除」します。削除ボタンは分割の隣にあります。
クロップ
画面の1部を拡大することができます。実際に出力してみましたが自然な仕上がりでした。
ズーム
一瞬画像を拡大してまた元に戻る機能です。動きとしては面白いですが間隔が短いので、拡大できる時間を選択できたら良いなあと思いました。
音声文字変換
試用回数は3回だけ。この時点で緊張。
音声を字幕に変換できる訳ですが、中国語と英語しかありませんでした。日本語の選択肢がないので私的にはいまいち。
テキスト
文字を入れることができます。「テキスト」タブから好みのスタイルをメイントラックに追加します。
文字のフォントスタイルやサイズも設定できます。
フィルター
フィルター機能により白黒にしたり、輝かせたり、モザイクをかけることができます。「Greyscale」を使ったら、まるでチャップリンの世界のような大昔風の映像ができました。
個人的には「Zoom In」もとても良かったです。編集機能の「ズーム」より自然な感じ。
「Pixelate」を使うと全体的にモザイクをかけることができます。
中には良く分からない機能もありますが(Lenticular 凸レンズなど)、使う人によってはセンス良く仕上げられるかと。
オーバレイ
動画に重ねて合成する機能です。「Particle effect」など動画の冒頭に付けると良い感じ。
画面切替効果
文字通り、画面が切り替わる時に効果を発します。「Dissolve Black」を使うと画像が暗くなりました。
「Split Vertical」は扉がさっと開いて画面が切り替わりました。個人的には好み。
オンライン素材
冒頭に付け加えたり、オーバーレイのように動画に重ねることもできます。
旅行やクリスマス、ハロウィンなどたくさんあります。
今が旬のコロナ素材も。え…
ミュージック
音楽を加えることができます。なんと、新型コロナウィルスミュージックもあります。

聴いてみたら割と普通のピアノで良かった
注意点としては、そのままだと音楽が重なってしまうので動画の音声は消すと良いです。
最後に出力
出力ボタンをクリックするとこのような画面が表示されます。このまま「出力」でも良いのですが、歯車の形をしたアイコンをクリックして設定を変更すると、よりきれいな動画を作ることができます。
赤線で引いた項目の数値を最大にして→「OK」→「出力」をクリックします。

無料版では解像度1366*768が上限。1920*1080サイズは有料となります
「試用する」をクリックすると動画が作成されます。
無料体験の場合のみ、左上にロゴ(ウォーターマーク)が入ります。
デメリット
4Kに対応していない
編集はできますが4K出力はできません。ようやく4Kに目覚めた私には残念ポイントでした。
しかしながら、4Kやスマホで録画した動画を1280*720で出力してみたら、InstagramやTwitterに載せる分には十分な質感でした。そういった使い方であればおすすめです。
タイトル通りの順番にならない
細切れの動画を繋げたい時、一気にメイントラックに入れると順番が逆になるので、1つづつ追加する必要があります。とても面倒。
一気に編集できない
明るさやコントラストは1つづつ編集する必要があるので、細切れ動画の場合は面倒でした。
お値段
無料のTrialと、有料のPro版の2種類。無料でも全機能を使うことができますので(これは良心的)、しっかりお試しをしてから買うと良いです。もちろんPro版にはウォーターマークは入っていません。
Pro版の価格は3種類。長い目で見れば「永久無料」の9,590円が1番お得。決済方法はクレジットカード、Paypal、コンビニ決済に対応。
感想
特に初心者の方にぴったり。
シンプルで軽い!とにかく文字が大きくて見やすいので作業しやすかったです。
中でも、エフェクト機能が素晴らしく、ズームインとセピアがとても気に入りました。

2020年5月のアップデートでは音声に音楽を付けられるようになりましたし、今後の改定に期待しています!