kali linux とは OS の一種。
kali linux を起動させるためには、専用の PC や VPS(仮想専用サーバー) を用意する必要があるのですが、そういった環境を作るには費用もかかりますので、通常のパソコンに仮想マシン(Virtual Machine)をインストールして起動させると便利です。
下準備
予めパソコンに仮想マシンとして VirtualBoxをインストール しておきます。
最初は kali Linux を ISO ファイルで VirtualBox にインストールしたのですが、失敗したので結局 OVAファイルでインストールし直しました。
とまあ、ここではただの「失敗した記録」になります。
Kali Linuxをダウンロード
お使いのOSに合わせてダウンロードします。
ISOファイルがダウンロードされました。4.1GBもあるので10分くらいかかったような。
中身はこんな感じ。
VirtualBoxにインストール
Oracle VM VirtualBox を開いて「新規」をクリックします。
新しい仮想マシンの記述名などを指定します。
名前 | Kali_linux(※任意) |
マシンフォルダ | ※任意 |
タイプ | Linux |
バージョン | Debian(64-bit) |
Debian(発音: [ˈdɛbiən] デビアン)またはDebian ProjectはLinuxディストリビューションのひとつであるDebian GNU/Linuxを中心とするUnix系システムのディストリビューションを作成しているプロジェクトである。Wikipedia
メモリーサイズは 2048MB にします。
仮想ハードディスクを作成する→「作成」をクリック。
VDI→「次へ」をクリック。
可変サイズ→「次へ」をクリック。
仮想ファイルの場所を指定→サイズ12MB→「作成」をクリック。
VirtualBoxで開く
「起動」をクリックします。
起動ハードディスクを選択して「起動」をクリック。
ハードディスクは「kali Linux」が設置されているディスクを選択するようです。
私の場合は H ドライブにあるので「ホストドライブH」を選択し「起動」をクリックしました。
kali Linuxをインストール
「KALI」の画面が表示されたら「Graphical install」→エンターキーを押します。
言語は最初は英語になっていますが、必要に応じて「日本語」を選択→「Continue」をクリック。
「日本」を選択→「続ける」をクリック。
「日本語」を選択→「続ける」をクリック。
インストールが始まりました。それなりに時間がかかります。
ホスト名はデフォルト名の「Kali」のままでも良いですし任意の名前でもOK→「続ける」をクリック。
ドメイン名は「local」など好きなように付けることができます。→「続ける」をクリック。
ユーザーアカウントも自由につけることができます。→「続ける」をクリック。
先ほど設定したユーザ名→「続ける」をクリック。
パスワードを入力し→「続ける」をクリックするとインストールが始まります。
ディスクパーティションの設定で「ガイド・ディスク全体を使う」→「続ける」をクリック。
「続ける」をクリック。
「続ける」をクリック。
「パーティショニングの終了とディスクへの書き込み」→「続ける」をクリック。
「はい」を選択したら「続ける」をクリック。
またインストールが始まりました。
本来はこれでインストール完了!
のはずですがダメでした。
結局エラー
「Debootstap警告」とのこと。
file:///cdrom/pool/mail/g/gcc-10/cpp-10_10.2.0-16_amd64.deb was corrupt
なんか破損しているみたい。意味不明でため息。
「ベースシステムのインストール」でつまづいた模様。
「続ける」をクリックすると、再度インストールを試みてくれますが失敗。
とりあえず「インストールを中止」。
「はい」→「続ける」をクリック。
最初からやり直し。
仮想ハードディスクファイルを 20GB にしたり色々とやり直したけどダメだったので OVAファイルでインストールしました。