特に旅行サイトの文章をお持ち帰りする人が後を絶たないので、右クリック禁止設定をやってみました。
尚、全てGoogle拡張機能で右クリック可能。気休めですかね。
画像はウォーターマークを入れているし直リンク禁止にしているのでお持ち帰りしにくいようです。それでも盗られるけど。
サイト全体の右クリックを防ぐ(body要素)
サブサイトで使っています。意外と強力。これを書いておけばプラグインは要らないかも。
ただし、AMPではエラーになります。
HTML
サイトの<body>部分をタグで囲みます。
<body oncontextmenu="return false;"> *** </body>
WordPress
テーマCocoonの場合は子テーマの「body-top-insert.php」に追記すると良いです。
JavaScriptで制御
AMPを導入している場合はエラーになります。
document.oncontextmenu = function () {return true;}
このコードだけだとマウスで範囲選択して「Controlキー+ Cキー&Vキー」でコピペできるので、以下のコードを付け加えます。
oncopy="return false";
こちらのサイトに色々と秘策が書かれてありました。
WEBサイトで右クリック禁止にする方法と解除方法!【HTML/JavaScript】 | Aprico
サイト全体の右クリックを防ぐ(WPプラグイン)
WP Content Copy Protection & No Right Click
「メイン設定」のみが無料。基本的にはこのままでOK。適用されると上の方に保護マークが付きます。
WP Content Copy Protection with Color Design
旅行サイトで使っています。
開発者は日本人なので分かりやすし、こちらの方が無料の選択肢は多いです。
「マウスの右クリックを無効」にしてメッセージは「なし」にしました。
特定のページだけを制限することも可能。
また「管理者を除く」にチェックを入れておくと自分がログインしている時は右クリックができるので便利。
尚、SEO の影響については以下のように言及されています。
SEOに影響はありません。短いjavascriptコードとCSSを使用しているため、検索エンジンクローラーはスムーズに巡回します。WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
画像の右クリックを防ぐ(CSS)
画像の右クリックとドラッグを防ぐことができます。
/*画像コピーガード*/ img{pointer-events:none;}
「新しいタブで画像を開く」「名前を付けて画像を保存」の項目が消えました。
文章の範囲選択を防ぐ(CSS)
時々使っています。WordPressの場合はカスタムCSSに追記するとその記事だけ右クリック禁止になります。
/*文章コピーガード*/ body{user-select:none;}
Google拡張機能でも範囲選択は解除できないので抑制力にはなるかな。ソースは見れるけど。
文章のコピーを防ぐ(functions.php)
右クリックは防げません。あと確かAMPではエラーになったような。
//コピーガード add_filter( 'wp_footer', function() { ?> <script> $(function() { $('img').on('contextmenu oncopy', function() { return false; }); $('img').on('dragstart', function (e) { e.stopPropagation(); e.preventDefault(); }); }); </script> <?php });
引用:サイトの文字や画像をコピー禁止にする方法【コピーガード】 | Fantastech
文章の範囲選択を防ぐ(記事の1部分だけ)
このコードが効果的でしたが、AMPではonから始まる属性は禁止されているのでエラーになります。
<div onMouseDown="return false;" onSelectStart="return false;" onCopy="return false;" unselectable="on">コピーさせたくない文章</div>
何をやっても適用されない場合
他のコードと干渉している場合があります。
当サイトの場合は functions.php に以下のコードを設置したらダメでした。
//JavaScriptをフッターで読み込む function is_footer_javascript_enable(){ return true; }
最強はGoogle先生
何をやってもChrome拡張機能で右クリックされます…(文章の範囲選択解除は不可)
後書き
拡張機能の他に、URL の前に「view-source:」を付ければソースを見ることができるので「やらないよりやった方がマシ」レベルだと思った方が良いです。
もし盗用されたら通報が1番かな。最近そう思います。盗用する人の9割が「謝ったら死ぬ病」なので。