まずは禁煙外来とは
禁煙外来の歴史はこんな感じ。
- 1994年ころから禁煙外来が開設
- 1999年にはニコチンパッチの使用が認可
- 2006年4月には禁煙治療が健康保険の保険適用
- 2006年6月からはニコチンパッチが保険薬として処方できるようになった
しかし、誰もが保険適用される訳ではなく、以下の条件を満たした場合のみ保険適用となります。
- 患者自らが禁煙を望むこと
- ニコチン依存症診断用のスクリーニングテスト (TDS) を行い5点以上の診断された者
- 喫煙年数と1日の喫煙本数を掛けた値が200以上であること
- 治療方法に関しての文章を読み、治療に関する承諾書を記述すること
禁煙外来へ
私はまだ禁煙外来が自費だったころに通い、3か月間ニコチンパッチを貼ることにより禁煙に成功しました(3万円ほどかかりました)。禁断症状が強かったのですがニコチンパッチを貼ると症状が緩和され、どうにか禁煙し今に至ります。
ところが、相方は相変わらずスパスパ。「部屋で吸わない」ことだけ守っていただいて、あとは無理強いは嫌なので放置していたある日「禁煙外来に行く」と宣言。
禁煙補助薬チャンピックス。
禁煙開始前の1週間前から服用し、8日目から禁煙します(でも初日から禁煙していました)。計12週間服用します。
ちなみに、相方はニコチンパッチは貼っていませんでした。自費の時はニコチンパッチのみ、保険適用になってからは飲み薬のみになったのかな?
無事に禁煙成功!
良かった点
臭いから解放
元々部屋では吸わないので洋服に臭いがつくことはありませんでしたが、夏場汗をかくと体がタバコ臭で酷いことがありました。もちろん口の中も臭かったでしょうね…
お金が貯まる
1日1箱400円だと1か月12,000円。私は最終的に2箱吸っていたので1か月24,000円が浮いたことになります。1年で288,000円!
タバコに制約されない
喫煙できる場所が年々減ってきて「吸う場所を探す」のが一苦労でしたが、そんな無駄な苦労がなくなりました。
咳が減った
特に風邪を引くと涙が出るくらい咳が酷かったのですが、禁煙してからはマシになりました。体調や肌の調子は特に変わりませんが、体内では変化しているのかも。
後書き
お金を使わなくなり嫌でも貯まるようになったのが1番のメリットでした。「食事が美味しくなった」「太った」「痩せた」は特にありませんでした。喫煙者は年々減少していますし、禁煙外来おすすめです。