愛用のNikon一眼レフD5500で、ど素人が RAW-FINE(未加工の写真)にチャレンジしてみました。
RAW-FINE で撮影すると JPG と RAW を同時に出力できます。花模様になっているのが RAW 画像。
JPGとRAWの違い
JPG 画像の元は RAW。
RAW 画像を自動的にカメラ内部で自動的に色や明るさの調整をし、容量を圧縮して出来上がったもの。
ですので、JPG で撮影した画像の色や明るさの調整をすると画質が劣化します。
それに対し、RAW(生)で撮影した画像は露出補正などの編集をしても画像の劣化は起こりません。
RAW画像をJPGに変換する
専用ソフトが必要です。
今回は「ViewNX-i & Capture NX-D」を使って編集してみました。無料です。
ViewNX-i | 静止画や動画の活用を目的 |
ViewNX-i & Capture NX-D | RAW現像に特化 |
他、無料ソフトが良い場合は Adobe Photoshop Express もオススメ。
あとは有料になりますが、純国産の 汎用RAW現像ソフトSILKYPIX Developer Studio Pro11 も良いと思います。
ただ単に RAW 画像を JPG に変換したい場合はオンラインで操作が完結するサイトも便利です。
JPGとRAWの比較
バラの画像でテストしてみました。
JPG を編集した画像↓
RAW を晴天モードにしコントラストを上げて JPG 変換した画像↓
左が JPG。右はRAW→JPG。
JPG は調整しても のっぺりしたピンク色ですが、RAW はコントラストを上げただけでくっくりした感じのピンク色になりました。
感想
初めての RAW 編集。難しいけど楽しかったです。
色々と比較した結果、晴天時の街並みや黒や赤などのハッキリした色だと、RAW・JPG の差は大してないように思えました。
薄ピンクや薄い黄色などの「薄い色」の場合は、RAW を編集して JPG に変換した画像の方が色がきれいに出ることが分かりました。
見ただけでは分かりませんが、RAW には膨大な画像情報が「余白データ」としてたくさん記録されています。
その余白データにより逆光などで撮影が失敗してもある程度修復できるのが利点と言えます。
もっと勉強してみよう。